《伯爵与妖精》卷十第二章心爱的妖精博士10
そうなのだろうか。
是这样的吗?
わからない。まるで力が入らなくてじっとしているしかないけれど、不思議と、こうしていたいような気もしていた。
不清楚。可是莉迪雅已经没有力气避开,虽然有些惊讶,其中却混杂了心痛的感觉。
ふと、彼は腕をゆるめる。こちらを覗(のぞ)き込むように首を傾けたかと思うと、リディアの唇(くちびる)にあたたかく触れるのは彼の唇だ。
他忽然放开手臂,斜过头慢慢地凑了上去,他的嘴唇温柔地触碰到了莉迪雅的嘴唇。
そっと撫(な)でていくような口づけを受け止めながら、ごく自然な出来事のように思う。
像温柔的抚摸一样的接吻,好像是非常自然的事。
「記憶(きおく)はなくても、ぬくもりはおぼえてるってことはない?」
「即使你没有了记忆,难道对这种温柔的感觉也没有印象吗?」
こんなことははじめてなのに、本当の自分はそうではないのだろうか。
这对自己来说应该是第一次,真的吗?
「……こんなふうに、してたの?」
「我们..... 做过这样的事?」
「うん、何度もね」
「恩,好多次了。」
にっこり笑ってそう言うけれど、リディアはおぼえていないだけに、ますます恥(は)ずかしくなった。
爱德格莞然一笑回答道。不过正因为莉迪雅对此没有记忆,所以越发感到害羞。
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