《伯爵与妖精》卷十第三章方舟和谜之妖精7
「いいえ、あなたに資格がおありなら、私はあなたに従(したが)い、力を尽(つ)くしてお守りする。そういう意味です」
“不,要是您拥有这个资格,我将追随您,竭尽全力保护您。就是那样的意思。”
資格資格って、ずいぶん勝手ではないか。
什么资格不资格的,真是武断。
自分のことは何も告げず、いきなり現れて、リディアを試そうとするのだ。
自己的事什么都不说,就突然出现,让莉迪亚去尝试一切。
それも、いったいどういう種類の妖精なのか、さっぱりわからない。
那倒底是什么种类的妖精,也无法明白地归类。
「まさか、おいリディア、こいつの主人はユリシスじゃ……」
“怎么办,莉迪亚,万一这家伙的主人是尤利西斯的话……”
リディアの肩によじ登り、ニコが不安げにささやいた。
尼可攀上莉迪亚的肩头,不安地低语。
「でもニコ、いちおう彼は、ユリシスの手先の黒妖犬を追い払ってくれたのよ」
“但是尼可,他赶走了尤利西斯的手下黑妖犬们。”
「あんたを油断させる作戦だったら?だいたい、ほかに誰が妖精を使っておれたちを誘(さそ)うんだよ」
“如果是让你疏忽大意的作战呢?除了尤利西斯之外,谁还能用妖精来引诱我们。”
「あなたに心当たりはないの?」
“你不知道吗?”
「そんなのないって」
“会吃亏的哦。”
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