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《伯爵与妖精》卷十第三章方舟和谜之妖精7

时间:2012-11-23 13:34:30  来源:可可日语  作者:ookami

あれだけの黒妖犬を一気に追い払ったのだ。そのへんにいるような妖精ではない。たしかに、そんな妖精の主人がリディアの力を借りたいなどというのは不審(ふしん)な話だ。

一口气轰走了那些黑妖犬。不像是这一带的妖精该有的能力。而且那个妖精还说着他的主人要借助莉迪亚的力量这样可疑的话。

リディアは警戒(けいかい)しつつ、銀の髪の青年を見た。

莉迪亚警戒地看着银发的青年。

「あたしを、どこに連れていくつもりなの?それも言えない?」

“你打算带我去哪里?连那个也不能说吗?”

少し悩(なや)んだようだったが、やがて彼ははっきり言った。

他好像有点烦恼,不过很快一字一顿地说。

「ロンドンブリッジです」

“是伦敦桥。”

「えっ?どうしてそんなところへ?」

“啊?怎么是那个地方?”

「主人がそこにおられるのです」

“我的主人在那里。”

が、ロンドンブリッジと聞いたニコが、ヒゲをふるわせた。

听到伦敦桥这个词的尼可舞动着胡子。

「おいリディア、ロンドンブリッジといや、ついこのあいだプリンスが何人も人を殺してたところだぞ。あんたも殺されそうになったじゃないか」

“哎呀,莉迪亚,王子刚刚在那个伦敦桥上一口气杀死了好几个人。你不是也差点被杀死了吗?”

「えっ、そ、そうなのニコ?」

“啊,是那样吗?尼可。”

やっぱりこの妖精はユリシスの?

这个妖精真是尤利西斯的手下?

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