《伯爵与妖精》卷十第三章方舟和谜之妖精9
メロウの宝剣を受け取る資格を持つ、伯爵位を継ぐ血筋(ちすじ)なら、このサファイアにおさまるべき"星"を持っているはずだった。しかしそれがなかったエドガーは、自分の体に刻まれた十字の焼き印を取り引きの材料にした。
如果具有领取梅洛欧宝剑的资格,继承了伯爵的血统,应该能为这蓝宝石拿到更安定的星星。可是没有那个的爱德格,用自己身体上被刻下的十字烙印作为了交易材料。
プリンスにつけられた、奴隷(どれい)の刻印(こくいん)だったものだ。神秘的なものでも何でもない、ただのしるし。
那是王子所拥有的奴隶的印记。并不是什么神秘的象征。
そうして剣を得たものの、どのみちエドガーは、この剣が秘める謎(なぞ)めいた力に触れることはできない。だからこそ、プリンスと戦うにあたって、自分が青騎士伯爵の後継者(こうけいしゃ)として、じゅうぶんな力を発揮(はっき)できるのかとの疑念をいだくのだ。
虽然得到了宝剑,但是爱德格无法触及这把剑所隐藏的神秘力量。正因为如此,他对与王子作战时,自己作为青骑士伯爵的继承者能发挥的力量十分怀疑。
「エドガーさま、こちらを」
“爱德格大人,这边请。”
部屋へ入ってきたレイヴンが、銀色のピストルを差し出した。
进入房间的雷文掏出银色的手枪。
エドガーは宝剣をそっとテーブルに置き、ピストルを受け取る。弾が装填(そうてん)されているのを確かめ、フロックコートの内にしまえば、外出の支度(したく)は完了する。
爱德格轻轻把宝剑放在桌上,拿起手枪。对子弹的装填进行确认后,把它塞进男式大衣里,外出的准备完成了。
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