《伯爵与妖精》卷十第三章方舟和谜之妖精9
「それがですね、お嬢(じょう)さまとニコどのが、こっちへ向かうべく妖精界の道へ入っていきましたので、わしも自分の道を通って帰ってまいりました」
“我在这里因为,大小姐和尼可一起为了来这边而进入了妖精界的通道,所以我也走我自己的通道回来了。”
「リディアが?ロンドンへ向かったっていうのか?ケルピーの魔法は?」
“莉迪亚?她要来伦敦了吗?格鲁比的魔法呢?”
エドガーは窓辺に駆(か)け寄って、ふらふらと動く葉っぱに顔を近づけた。
爱德格立刻跑到窗前,把脸贴近那晃动的叶子。
「ええ、その魔法の壁を通り抜けるために、妖精界へ入ったのですよ」
“她就是为了穿过魔法墙才进入妖精界的哦。”
「僕のもとへ来ようとしたなら、リディアはすべてを思いだしたのか?」
“打算来我这里,说明莉迪亚全部想起来了吗?”
「そういうわけではないようですが」
“好像不是那样。”
とすると、いつものお人好(ひとよ)しを発揮したのだろうか。
那么,一定又是她一贯的滥好人的性格在作怪。”
「ともかく伯爵、お嬢さまを迎えに行ってくださいまし。出発|間際(まぎわ)に、ムーンストーンのボウからたのまれた伝言です」
“不管怎么样,伯爵您应该去迎接大小姐。出发的时候,我被月光石的小弓请求,才来传话的。”
「そりゃ行きたいけど、いつどこへ行けばいいんだ?」
“我是很想去,不过我该在什么时候去哪里呢?”
「わかりません」
“那个我也不知道。”
相关阅读
- 《伯爵与妖精》片尾曲~My Fairy~08-26
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第三章3.409-09
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第三章3.611-16
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第四章4.209-10
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第四章4.309-19
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第五章5.809-26