《伯爵与妖精》卷十第三章方舟和谜之妖精9
これから出かけるのは、"箱船(ジ·アーク)"の船上パーティだ。敵地へ乗り込んでいくといっていいかもしれず、何が起こるかわからない。
这次出行,是去参加“方舟”上的聚会。可以说是闯入敌阵,不知道会发生什么事。
けれども、妖精の魔法がわからないエドガーには、宝剣は剣以上のものではなく、この古風な武器をパーティ会場に持ち込む利点がないとなれば、置いていくしかない。代わりに持ち込むのは、魔よけにもならないピストルのみだ。
但是对于不懂妖精魔法的爱德格来说,宝剑不过是普通的剑。带这种古老的武器去会场没有好处,只能放在这里。代替它的是可以辟魔的手枪。
それでもこれまで、知恵と武器だけで戦ってきた。魔術がわからなくても、やれるはずだと立ち上がる。
尽管如此,到现在为止,就只能以智慧为武器战斗了。即使不懂魔法,也只能挺身而出。
「伯爵、お出かけですか?」
“伯爵,要出发了吗?”
そのとき、どこからともなく声がした。そういうことにも慣れてきたエドガーは、すぐに窓辺でふらふらと不自然に動く木の葉に気がついた。
这时候不知从哪里传来了一个声音,对这些事习以为常的爱德格马上注意到在窗边不自然摆动着的树叶。
「コブラナイ?どうしてここに?」
“矿山哥布林?你怎么在这里?”
たしか彼は、ニコとともにスコットランドに残ったのだ。リディアの家にいるとばかり思っていた。
记得他应该是与尼可一起留在了苏格兰莉迪亚的家里。
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