《伯爵与妖精》卷十第四章开始启动的陷阱2
不審(ふしん)に思いながらも、すぐに通路は別のドアに突き当たった。どうやら鍵(かぎ)がかかっている。
爱德格正思索着可疑的地方,通道内出现了另一道门。不过上了锁。
壊(こわ)そうとピストルを向けると、グレッグは叫(さけ)ぶように言った。
爱德格正打算用手枪破坏它,格雷格大声叫到。
「やめろ!鍵ならここにある!」
“不要!钥匙在这里。”
さすがにエドガーも、いやな予感がした。鍵を受け取りながら、レイヴンを蝋燭の明かりごと下がらせた。
就连爱德格也产生了不祥的预感。雷文拿到钥匙,把烛台放了下来。
ドアを開ける。部屋の中は暗くてよく見えないが、片隅(かたすみ)で何かが動く。
门被打开了。房间很阴暗,什么都看不清楚,不过一角有什么东西在动。
「……グレッグ?なあ、今何時だ?こんなところにいると、時間がわからなくて……」
“……格雷格?现在几点了?在这种地方,我没法判断时间。”
ポールの声だった。
是波尔的声音。
背後でレイヴンが様子を見ようと動いたのか、明かりがドアの中へ流れ込む。
背后的雷文打算看清情况,于是把烛台拿入门内。
ポールは、柱に縛(しば)りつけられていた。
波尔被绑在柱子上。
まぶしそうな顔でこちらを見あげ、間が抜けたように口をぽかんとあける。
他仰视着眩目的火光,失魂落魄地张开嘴发着呆。
憔悴(しょうすい)した様子だが、命に別状はなさそうだ。それよりもエドガーは、この隠し倉庫らしい空間を埋(う)め尽(つ)くす木箱を見まわし、危機感と直結する独特の匂(にお)いにあせりをおぼえていた。
波尔看起来很憔悴,但没有生命危险。比起那个,爱德格环视四周,从填满这个隐藏仓库空间的大木箱里,嗅到了一种独特的充满危机感的气味。
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