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《伯爵与妖精》卷十第四章开始启动的陷阱2

时间:2012-11-27 13:32:26  来源:可可日语  作者:ookami

不審(ふしん)に思いながらも、すぐに通路は別のドアに突き当たった。どうやら鍵(かぎ)がかかっている。

爱德格正思索着可疑的地方,通道内出现了另一道门。不过上了锁。

壊(こわ)そうとピストルを向けると、グレッグは叫(さけ)ぶように言った。

爱德格正打算用手枪破坏它,格雷格大声叫到。

「やめろ!鍵ならここにある!」

“不要!钥匙在这里。”

さすがにエドガーも、いやな予感がした。鍵を受け取りながら、レイヴンを蝋燭の明かりごと下がらせた。

就连爱德格也产生了不祥的预感。雷文拿到钥匙,把烛台放了下来。

ドアを開ける。部屋の中は暗くてよく見えないが、片隅(かたすみ)で何かが動く。

门被打开了。房间很阴暗,什么都看不清楚,不过一角有什么东西在动。

「……グレッグ?なあ、今何時だ?こんなところにいると、時間がわからなくて……」

“……格雷格?现在几点了?在这种地方,我没法判断时间。”

ポールの声だった。

是波尔的声音。

背後でレイヴンが様子を見ようと動いたのか、明かりがドアの中へ流れ込む。

背后的雷文打算看清情况,于是把烛台拿入门内。

ポールは、柱に縛(しば)りつけられていた。

波尔被绑在柱子上。

まぶしそうな顔でこちらを見あげ、間が抜けたように口をぽかんとあける。

他仰视着眩目的火光,失魂落魄地张开嘴发着呆。

憔悴(しょうすい)した様子だが、命に別状はなさそうだ。それよりもエドガーは、この隠し倉庫らしい空間を埋(う)め尽(つ)くす木箱を見まわし、危機感と直結する独特の匂(にお)いにあせりをおぼえていた。

波尔看起来很憔悴,但没有生命危险。比起那个,爱德格环视四周,从填满这个隐藏仓库空间的大木箱里,嗅到了一种独特的充满危机感的气味。

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