《伯爵与妖精》卷十第四章开始启动的陷阱5
「そうだよ。さっきの穴をふさいじまったんだ」
“是啊。只有刚才的洞和外面连接。”
「それは、夢魔が入ってこないようにしたんじゃないの?」
“那样的话,梦魔不是一样不能进来?”
「でも、あいつは夢魔にやられかけてた。もう喰(く)われたかもしれないし、おれたちこんなところでどうすりゃいいっていうんだよ」
“但是,那家伙被梦魔抓住了,说不定现在已经被吃掉了。我们被扔在这个地方该怎么办哪。”
「あの妖精、あたしをここへ連れてきたかったんでしょう?だったらあとは、あたしたちでどうにかするしかないわ。ここには彼の主人がいるらしいし」
“那个妖精想把我带到这里来是吧。无论如何,我们只能照他说的去做了。他的主人好像在这里。”
夢魔の爪の一撃が、どれほど彼にダメージを与えたのかはわからないが、リディアを守るためだった。
不知道梦魔爪子的一击,会对他带来多少伤害,不过他是为了保护莉迪亚。
彼はリディアに何も明かさず、説明もしなかったけれど、守る資格があるかどうかさえまだわからないのに助けてくれたのだ。悪意があるとは思えなかった。
他什么也不肯透露,也没说明该做些什么,却救了连有没有守护价值都不知道的莉迪亚。他应该没有恶意。
「ねえ、彼は境界へ入ると言ってたわよね。ここはその境界にあたるのかしら」
“啊,他说过进入圣域。这里就是那个圣域吧。”
歩き出しながら、リディアは言った。
莉迪亚说着开始走了起来。
「ああ、この壁の石は人間界の橋のものだよ。たぶん誰かが、橋の中のわずかな隙間(すきま)に、妖精界の空間をつないだんだろうな」
“哎呀,这面墙的石头是人界的桥的东西哟。大概是谁把桥上的一点空隙,连接到妖精界的空间来了。”
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