《伯爵与妖精》卷十第四章开始启动的陷阱5
せまい洞穴(ほらあな)の道は、蟻(あり)の巣のように入り組んでいて、どこへ向かっているのかまるでわからなかった。
狭窄的洞穴通道像蚁巢一样错综复杂,完全不清楚该往哪里走。
誰かが造った道だから、ニコにも方角はわからないという。
因为是什么人特意建造的道路,连尼可也不知道方向。
進んでも進んでも、石壁しか見あたらず、リディアがなすべきことの、ヒントになりそうなものは発見できない。
他们不断向前进,可除了石墙什么也看不到,也没有发现可以暗示莉迪亚要做的事的东西。
妖精の主人は、本当にこんなところにいるのだろうか。
妖精的主人真的在这样的地方吗?
それよりも、まずは"矢"だ。
比起那个,首先要在意的是“箭”。
見つかれば、リディアには"資格"があることになるのだ。妖精の主人に会い、何をなすべきか知る資格が。
只要找到它,莉迪亚就有了“资格”,遇到妖精的主人知道应该做什么的资格。
「鍵(かぎ)は矢ね……、そう、人柱の矢……って、どういうことかしら」
“箭是关键,……那个……牺牲者的箭……是什么意思。”
「あ?人柱の?」
“啊……牺牲者……?”
「あの妖精が言いかけたの。……人柱の乙女の矢を、見つけてほしいって」
“那个妖精说的,希望找到牺牲的少女的箭。”
ニコは立ち止まり、ヒゲをひくつかせながら腕を組んで考え込んだ。
尼可站住脚,交叉手臂抚摸着胡须,苦苦思索着。
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