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《伯爵与妖精》卷十第四章开始启动的陷阱5

时间:2012-11-29 14:14:42  来源:可可日语  作者:ookami

「まずくないか、リディア。あいつの本当の目的が、あんたに何かさせることじゃなくて、人柱にすることだったら?」

“不好了,莉迪亚。万一那家伙的真正目的,不是让你借出什么力量,而是要你作牺牲者呢?”

「あたしを、人柱に?」

“把我作为牺牲者吗?”

「ロンドンブリッジの腐食(ふしょく)を止めたいって言ってただろう。ほら、昔から橋が水害に流されるのを防ぐのに、人柱を立てるってよくあったじゃないか」

“他是想先止住对伦敦桥的腐蚀再说吧。喏,以前不是也有为了防止桥被洪水冲走,而献上牺牲者的事吗?”

たしかに、そんな話はリディアも知っている。

的确,那个故事莉迪亚也知道。

「まさか、どっかに仕掛けがあって矢が飛んでくるのか?おれたち、それで殺されるんじゃないだろうな」

“怎么办,会不会有什么装置射箭过来?我们要被杀了!”

ニコはあわてたようにあたりを見回した。

尼可惊恐地环视四周。

「こんな曲がりくねった洞穴のどこから矢が飛んでくるのよ」

“箭哪里能从这个弯弯曲曲的洞穴里飞过来哦。”

けれども、人柱でロンドンブリッジを守るという方法は、あながち間違っていないかもしれないと思った。

但是,用牺牲者保护伦敦桥的方法,说不定尼可说的没错。

魔物から首都を守る結界(けっかい)だ。それだけの力を保つには、強い術が施(ほどこ)されているはずだ。

伦敦桥是保护首都不受魔物侵害的结界。为了要维持那个力量,要施以强有力的咒术。

人の魂(たましい)は、魔力を得るための代償(だいしょう)として、もっとも高価なものだと聞いたことがある。

听说人类的灵魂作为得到魔力的代价是最宝贵的。

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