《伯爵与妖精》卷十第四章开始启动的陷阱6
「ロンドンブリッジの結界は、魔物の侵入(しんにゅう)を防ぐけど、人間には効果ないぞ」
“伦敦桥的结界能抵御魔物,但对人却没有效果。”
「もちろん、プリンスがただ帰国することはできるわ。でも、妖精の魔力がなければ、プリンスもその組織も、人間としてのありふれた力しか持たないのよ」
“当然,王子应该已经回国了吧。除了妖精的魔力,王子的组织也不会拥有常人以外的力量哦。”
彼らにはもう、王族としての地位も、英国の王位|継承権(けいしょうけん)も、現実には存在しない。ただの庶民(しょみん)。だからこそ、アンシーリーコートの魔力をロンドンに持ち込む必要があった。
他所拥有的王族地位和英国王位的继承权,其实并不存在。王子只是个平民。正因为如此,他才需要把安西里科特的魔力带入伦敦。
ならば、魔物たちの侵入を許してはならない。かつてレディ·グラディスが護ったロンドンブリッジを、再び誰かが護らなければならないのだ。
假如为了阻挡魔物的入侵。从前的葛拉蒂丝女士保护着伦敦桥,那么谁会来再次保护它。
「あの銀色の妖精は、亡きグラディスの使いなのか?でも、だったら今の伯爵を連れてくるべきだろ?」
“那么那个银色的妖精,是受已故的葛拉蒂丝的差遣吗?但是如果是这样,那么他带来的应该是现在的伯爵才对呀?”
「あたしが、伯爵家のフェアリードクターだから……?」
“因为,我是伯爵家的妖精博士……?”
「バカ言うなリディア、これは伯爵家の仕事だ。あの伯爵は乙女(おとめ)じゃねえが、人柱(ひとばしら)にくらいなれるだろうよ」
“笨蛋,莉迪亚,必须是伯爵家的人才行。所以就算那个伯爵是个女子,也只能一个人牺牲。”
「ううん、ニコ、……婚約者だから。だから選ばれたんだわ」
“那么,尼可……因为我是他的未婚妻,所以才被选上的?”
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