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《伯爵与妖精》卷十第五章违心的王子3

时间:2012-12-04 13:29:07  来源:可可日语  作者:ookami

ユリシスは、話しながらも急に苛立(いらだ)ちをおぼえたようだった。

尤利西斯说着突然急躁了起来。

「それどころか、庶子(しょし)の系譜(けいふ)に魔力を扱える資質が現れないよう、たとえ現れても、大人になるまでに消えてしまうよう術を施していた。おれも、もう少しでこの力を奪われるところだったわけです。……救ってくださったのは殿下です。殿下のお力で、闇の妖精たちの力で、伯爵家の呪縛(じゅばく)は解かれた。おれは、この能力を永遠に持ち続けることができるようになりました」

“岂止如此,为了不让庶子家系拥有能操纵魔法的能力,纵使出现了这样的人,也会在长大之前施予令其能力消失的咒术。当然我的力量也差一点被夺走。……拯救了我的是王子殿下。是殿下的力量,黑暗妖精的力量,解开了伯爵家的束缚。所以我才能永远继续持有这种力量。”

それで、ユリシスはプリンスに従うのか。

因此尤利西斯才决定追随王子。

けれどエドガーには、まだ納得(なっとく)できなかった。ユリシスを助けたのは、最初のプリンスだけではないのか。

但爱德格还是不能理解。难道帮助了尤利西斯的不仅仅是最初的王子吗?

「滑稽(こっけい)じゃないか、ユリシス。きみはアルバをさんざん虐待(ぎゃくたい)してきたんだろう?なのに彼がプリンスとなれば、忠実に従う気なのか?」

“这不是很可笑吗?尤利西斯。你狠狠地虐待了阿鲁巴吧?然而如果他成为王子,你就会忠心追随他吗?”

「おれは彼に従うんじゃない。"プリンス"という偉大な存在に従うんです」

“我追随的不是他,而是‘王子’的伟大存在。”

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