《伯爵与妖精》卷十第五章违心的王子5
たたみかければ、ケルピーは不本意そうに鼻を鳴らした。
格鲁比不情愿地哼着鼻子。
「あとでおぼえてろ。言っておくけどな、リディアはまだ俺の保護下だ。助け出せたって、魔法を解けないかぎりあんたと結婚するなんて言ったことは思い出せないんだからな。ああ、結婚なんてさせるもんか!」
“你记着。预先说好了,莉迪亚还在我的保护之下。就算救出了她,你也得解开魔法,让她想起与你结婚的话才行。哎呀,那能和你这种家伙结婚呢。”
捨てぜりふを吐(は)いて、姿を消した。
格鲁比丢下这些话后,随即消失了身影。
ケルピーのいなくなった部屋の中で、レイヴンはなぜか不思議そうにエドガーを見ていた。
在格鲁比不在的房间中,雷文不知为何看起来难以置信的看着爱德格。
「……本当だったんですね」
“……是真的吗?”
「ん?何が?」
“嗯?什么?”
いえ、と目をそらす。
“没什么。”雷文说着移开了视线。
そういえば、と心あたる。エドガーがリディアに結婚の承諾(しょうだく)を得たと報告したとき、レイヴンはもちろん、執事(しつじ)も信じてくれなかったのだった。
这么说来,他终于相信爱德格和莉迪亚互相了解了心意。爱德格报告说莉迪亚同意结婚的时候,不用说雷文,连管家也不相信。
考えてみれば、リディアが承諾の返事をくれたとき、あの場に立ち会ったのはケルピーだけだった。
回想起来,在莉迪亚给出同意结婚的答复时,在场的只有格鲁比。
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