《伯爵与妖精》卷十第五章违心的王子7
「どうやってあの船を止めればいいんでしょう」
“怎么样才能阻止那船呢。”
「敵も警備を厳重にしているし、侵入(しんにゅう)はまず無理だろう。外側から止めるしかない」
“敌人的警戒更严密了,入侵很困难。只能从外侧拦截。”
「それには、それなりに大きな船がいる」
“那么就需要很大的船。”
「船なんて、すぐに用意できるものじゃありませんよ」
“船之类的东西不是马上就可以准备好的。”
その通りだ。動かすには水夫(すいふ)も雇わねばならないし、何より雇いの水夫なんかにどうやって"箱船"を攻撃させるのか。
正是那样。要行动就必须雇佣水手,更重要的是怎么让雇佣的水手去攻击“方舟”。
全員で考え込んだとき、女の声がした。
正当全体陷入沉默的时候,响起了一个女性的声音。
「あたし、船持ってるよ」
“我,我有船哦。”
みんなしてはっと顔をあげる。注目したドアの前には、さっきポールが会った若い女が立っていた。
所有人都抬起头。注视着门前站着的波尔刚才见过的那个女孩。
「き、きみ……、どうやってここへ」
“你,你……怎么在这里。”
ポールはあせって立ち上がった。
波尔着急的站了起来。
「ドアマンが、殴ったら気絶したから」
“如果你是说门口的男侍,已经被我打晕了。”
呆気(あっけ)にとられる男たちを見まわし、彼女はこちらへ近づいてくる。
她扫了一眼惊呆的男人们,走了进来。
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