《伯爵与妖精》卷十第五章违心的王子7
「なあ、煙草(たばこ)持ってない?」
“喂,有没有香烟?”
そばの男に訊(たず)ねた少女は、葉巻を与えられると、慣れた様子で香りを確かめ、吸い口を噛(か)み切ってくわえる。燭台(しょくだい)を引き寄せて火をつける。
少女询问着旁边的男人,从他那要了一支雪茄,熟练地确认香味,咬开后叼在嘴里。就着旁边的烛台点上火。
「で、どうする?あたしを仲間に加える?」
“怎么样?伙伴里算我一个?”
「……念のために聞くが、どんな船だ?」
“为防万一先听一下,您手里是什么船?”
「オランダ製のフリゲート。小型だけど、軽くて速い。あの混雑した河でも自由に身動きできるよ」
“荷兰制的驱逐舰。虽然是小型,但又轻又快。即使在那个复杂拥挤的河道里也能自由活动。”
「フリゲート?軍艦(ぐんかん)じゃないか」
“驱逐舰不就是军舰吗?”
「古くて払い下げられたやつなんで、大砲(たいほう)はついてないけどね」
“是买下的旧货,不过没有大炮。”
スレイドは、少女にちょっと待ってくれと言い、みんなを部屋の片隅(かたすみ)に集めた。
史瑞德请那位少女稍等,然后把大家聚集到房间的一隅。
「どうするんですか、ミスター·スレイド」
“怎么办。史瑞德先生。”
「船があれば作戦も立つ」
“如果有船的话,作战条件就成立了。”
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