《伯爵与妖精》卷十第五章违心的王子7
「信用していいんでしょうか」
“她可以信任吗?”
「敵のスパイでは?」
“你觉得她是敌人的间谍?”
「伯爵家の執事(しつじ)にここを教えられたそうですから、執事も知るうえ信用されている女性なんだと思います。確認すればすぐにわかることですが……」
“我想既然伯爵的管家告诉她这个地方,那么他应该认识并且信任这位女士。只要向管家确认,马上就可以明白了……”
ポールは言いながらも気が進まなかった。
波尔不大有信心地说道。
しかしほかの仲間たちは乗り気だ。
不过同伴们却很兴奋。
「なら、問題はないでしょう。伯爵のために一肌脱ぐつもりのようですし」
“是呢。她应该没问题吧。好像很想为伯爵出把力的样子。”
「勝手に伯爵の女を使っては、あとで面倒になるのでは?婚約したばかりなんだろう?」
“可是我们随便支使伯爵的女人,以后闹出麻烦怎么办?伯爵不是刚刚定了婚吗?”
「それは……、女性関係の始末くらい、ご自分でなさるだろう。得意分野だろうし」
“那个……处理女性的关系,就留给他自己做吧。反正那是他擅长的领域。”
たしかに、エドガーならそんなにあわてないかもしれない。けれどリディアはどうだろうと、聞きながらポールは不安になった。
的确,说不定要是爱德格的话就不会那么惊慌了。但是莉迪亚那里会怎么样呢,波尔越听越觉得不安。
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