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《伯爵与妖精》卷十一第六章蓝玫瑰般的贵妇人8

时间:2013-02-01 13:01:45  来源:可可日语  作者:ookami

「ヴァージニアは、答えてしまったのですか?」

「维吉妮亚回答了吗?」

そうだけれど、そのこと自体は彼女にとって悪いことではなかったのだ。デーン族は、彼女の能力を認めていたから。

虽然是这样,但那件事对她本身来说并非坏事,因为达恩族认同了她的能力。

「オートレッド夫人は、不思議なかたですね。薔薇を美しく咲かせる魔法の手を持っていらっしゃる。妖精たちが好意を持つのも無理はないんです。でもそういう人は、妖精と近づきすぎてしまうから……」

「奥特雷德夫人是位不可思议的人呢,她拥有一双能让蔷薇绽放美丽花朵的魔法之手,妖精会喜欢她也是难免的,不过,这种人如果太过接近妖精的话……」

「危険な目にあうのですね」

「就会遇到危险吧。」

「はい。妖精は、たとえば水や火に似ています。人に心地(ここち)のよいものであるときもあれば、災(わざわ)いをもたらすこともありますが、いつでも彼らには、悪意も善意もありません」

「是的,若要比喻的话,妖精就类似水与火,有时候是会让人感到舒服的事物,有时则会带来灾难,可是对妖精来说,他们心中并没有怀着恶意或是善意。」

「のどの渇(かわ)きを潤(うるお)してくれる水に、呑(の)まれて溺(おぼ)れることもある。そういうことですか。ミス·カールトン、あなたは妖精と近しいのでは?危険はないのです?」

「水能载舟,亦能覆舟,您是这个意思吗?克鲁顿小姐,您不是也很接近妖精吗?不危险吗?」

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