《伯爵与妖精》卷十一第六章蓝玫瑰般的贵妇人8
「ヴァージニアは、答えてしまったのですか?」
「维吉妮亚回答了吗?」
そうだけれど、そのこと自体は彼女にとって悪いことではなかったのだ。デーン族は、彼女の能力を認めていたから。
虽然是这样,但那件事对她本身来说并非坏事,因为达恩族认同了她的能力。
「オートレッド夫人は、不思議なかたですね。薔薇を美しく咲かせる魔法の手を持っていらっしゃる。妖精たちが好意を持つのも無理はないんです。でもそういう人は、妖精と近づきすぎてしまうから……」
「奥特雷德夫人是位不可思议的人呢,她拥有一双能让蔷薇绽放美丽花朵的魔法之手,妖精会喜欢她也是难免的,不过,这种人如果太过接近妖精的话……」
「危険な目にあうのですね」
「就会遇到危险吧。」
「はい。妖精は、たとえば水や火に似ています。人に心地(ここち)のよいものであるときもあれば、災(わざわ)いをもたらすこともありますが、いつでも彼らには、悪意も善意もありません」
「是的,若要比喻的话,妖精就类似水与火,有时候是会让人感到舒服的事物,有时则会带来灾难,可是对妖精来说,他们心中并没有怀着恶意或是善意。」
「のどの渇(かわ)きを潤(うるお)してくれる水に、呑(の)まれて溺(おぼ)れることもある。そういうことですか。ミス·カールトン、あなたは妖精と近しいのでは?危険はないのです?」
「水能载舟,亦能覆舟,您是这个意思吗?克鲁顿小姐,您不是也很接近妖精吗?不危险吗?」
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