《伯爵与妖精》卷十一第六章蓝玫瑰般的贵妇人8
リディアは悩んだが、公爵夫人があまりにもきっぱり言うので、そういうものかもしれないと、なんとなく勇気づけられた。
莉迪雅十分烦恼,但公爵夫人的口吻相当果断,所以她慢慢找会信心,认为说不定真的是这样。
雑談をしているうちに、草葉のトンネルに終わりが見えていた。
在谈话当中,被草与叶子包围的隧道也看到了终点。
暮れかけた時間の、薄紫(うすむらさき)にけぶる明かりの方に踏(ふ)み出すと、妖精の薔薇園が広がっていた。
踏向弥漫着傍晚时分淡紫色光芒的方向,妖精的蔷薇园便出现在眼前。
彼らの、侵入者(しんにゅうしゃ)を試(ため)す声が聞こえたが、ブライトベリー公爵夫人は、リディアの言ったとおり返事を避(さ)け、神秘の園に足を進めた。
尽管听见妖精慢测试入侵者的声音,布莱特贝利公爵夫人依然照着莉迪雅所说的,静静地向神秘的庭园前进。
わずかな風もなく、色とりどりの薔薇たちは日暮れの淡(あわ)い光の余韻(よいん)をまといながら、奇妙(きみょう)に静まりかえっているように思えた。
这里一点风都没有,看起来就像色彩缤纷的蔷薇,在日落的淡淡余晖包围之中沉默了下来。
月はまだ白っぽく、空にのぼりはじめたところで、地上に光を注ぐにはか弱すぎるようだ。
刚升上天空的洁白月亮,要将光线射向地面似乎还嫌太弱了。
ヴァージニアはどこにいるのだろう。
维吉妮亚在哪里呢?
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