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《伯爵与妖精》卷十一第七章妖精们的宝石箱4

时间:2013-02-05 13:14:40  来源:可可日语  作者:ookami

あたりが暗くなるほどに、月明かりは冴(さ)えはじめた。

周围越是暗下来,月光就越清淅。

リディアとふたりの貴婦人は、じっと薔薇に見入っていた。

莉迪雅与两位贵妇出神地盯着蔷薇。

青い薔薇のつぼみは、月光を浴びると、ふと目覚めたのか頭をもたげた。

蓝蔷薇的花苞一照射到月光,就突然像苏醒过来般地抬起了头。

と思うと、よろこびに包まれたかのようにかすかに震える。

接着,花苞仿佛被欢愉包围似地轻颤了起来。

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目の前で、見る間につぼみがやわらかく膨(ふく)らんでいくと、こぼれ落ちそうに花びらが押し出されてくる。幾重(いくえ)にも、内から広がっていく青い花びらは、軽くカールして優雅(ゆうが)な形をあらわにする。

花苞在众人注视之下缓缓鼓起,接着仿佛凋落般被推了出来。从内侧层层向外伸展的蓝色花瓣微微卷曲,呈现出优雅的形状。

妖精界の薔薇は、そんなふうにあっという間に開き、誇(ほこ)らしげに彼女たちを見あげた。

妖精界的蔷薇就此一下子绽放开来,并且骄傲地仰视她们。

オートレッド夫人は、薔薇の枝をひとつ切り取り、大きく咲いた一輪をブライトベリー公爵(こうしゃく)夫人に手渡した。

奥特雷德夫人剪下其中一枝蔷薇树枝,将一朵盛开的蓝蔷薇递给布莱特贝利公爵夫人。

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