《伯爵与妖精》卷十一第七章妖精们的宝石箱4
返事はなく、妖精たちはすでに侵入者(しんにゅうしゃ)が現れる入り口の方へ行ってしまったらしかった。
妖精们没有回应,大概已经前往出现小偷的入口了。
リディアは急いでふたりの貴婦人に言った。
莉迪雅急忙向两位贵妇说道…
「お二人はここにいてください。泥棒だという人物が、武器を持っているなら危険です」
「请你们两位留在这里,如果那个小偷带着武器就危险了。」
「いいえリディア、年若い娘に危険なことをさせるわけにはいかないわ」
「不,莉迪雅,我不可以让一个年轻女孩涉险。」
オートレッド夫人が、勇敢(ゆうかん)にも大きなスコップを肩に担(かつ)ぐ。
奥特雷德夫人勇敢地将一大把铲子杠在肩上。
「でも、ここはデーン族の領域です。人間界とは違いますから、あたし、なんとかしてルシンダを助けます」
「可是这里是达恩族的领域,和人类的世界不一样,我会想办法救露辛达的。」
すぐにリディアはきびすを返し、青い薔薇の丘を駆(か)け下ると、薔薇園の入り口へ急いだ。
莉迪雅随即转身,她跑下种着蓝蔷薇的小丘之后,就急忙赶去蔷薇园的入口。
薔薇の植え込みに沿(そ)って庭を横切るうち、再び地響きがした。どこかがまた崩れたのだろうか。
当她沿着蔷薇丛穿越庭园时,地面的震动声再度响起,某个地方大概又崩落了。
早くしないと、ブライトベリー公爵夫人を連れ出す時間もなくなってしまう。
再不快点的话,就连带公爵夫人离开的时间都没有了。
ようやく石畳(いしだたみ)の小道へ出ると、その先に緑のトンネルが目に飛び込んでくる。
总算走出石板小径后,前方的绿色隧道于是映入莉迪雅的眼帘。
同時に、トンネルの手前に、ふたつの人影が見えた。
她同时在隧道前端看见两个人影。
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