您现在的位置:首页 > 双语阅读 > 小说与诗集 > 伯爵与妖精 > 正文

《伯爵与妖精》卷十二第一章招来幸福的白鹳2

时间:2013-02-22 13:25:14  来源:可可日语  作者:ookami

「ボクが迷惑(めいわく)なのか?母ちゃん」

「我给你添麻烦了吗?妈妈。」

母ちゃん?

妈妈?

振り返ったリディアは、声の主をさがしてゆっくり部屋の中を見まわし、やがてレイヴンがかかえているバスケットに目をとめた。

莉迪亚回过头来,慢慢地环视房间寻找声音的主人,视线停在了雷文抱着的篮子上。

そこから、赤ん坊が顔を出してこちらを見ている。とうてい言葉をしゃべれるとは思えないような幼さだ。ありえないと、目をそらそうとするが、それはまた口を開いた。

从那里,小宝宝探出头来看着这边。这么小的婴儿不可能会说话的。她正打算转移视线时,小婴儿又开了口。

「結婚しないなんて言わないで。おねがいだよ、母ちゃん」

「请不要说不结婚好么?妈妈。」

あきらかに、リディアに話しかけている。

莉迪亚惊讶得说不出话。

そのうえ赤ん坊は、よっこらしょとバスケットをまたぎ、レイヴンのひざから床にぴょんと飛びおりた。

小宝宝跨过篮子的边缘,从雷文的膝头轻轻地跳到地板上。

フリルのたくさんついた白い産着(うぶぎ)は、そでが黒いリボンで縁取(ふちど)られている。ふわりとめくれたすそをなおしながらも彼は、しっかりと二本の足で立っていた。

他穿了黑丝带滚边的带有很多皱褶的白色婴儿服。他一边轻轻整理好褶边,一边稳稳地用二只脚站立着。

「な、なんなのあなた」

「你、你到底是谁?」

「母ちゃんの息子さ」

「我是妈妈的儿子。」

めまいをおぼえ、ふらついたリディアは、エドガーに抱きとめられたが、突き放す力もでなかった。

天旋地转的莉迪亚被爱德格抱住,但是她已经没有推开他的力量。

上一页 [1] [2] [3] [4] [5] [6] 下一页

相关阅读

无觅相关文章插件,快速提升流量