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《伯爵与妖精》卷十二第一章招来幸福的白鹳5

时间:2013-02-23 13:38:19  来源:可可日语  作者:ookami

見あげれば、うっすらと青い空を雲が流れていく。エドガーの思惑(おもわく)を除けば、とてもおだやかなピクニックだ。

头顶上,薄薄的云沿着湛蓝的天空缓缓流动。只要不去想爱德格的话,实在是非常惬意的郊游。

エドガーさえ視界に入らなければ、いつだって平和なのに……。

如果爱德格从视野中消失,就会从此天下太平了吧……。

そう思ってみても彼女は、これまでずっと、エドガーから目を離すことができずにきた。どうしてなのか、わかっているような気がしても、認めたくない。

那样想着的她,却一直无法把视线从爱德格身上移开。怎样也不明白自己到底是什么样的心情。

木々の上を風が通っていく。杏(あんず)の花びらが舞うのを眺めていると、急にいたずらな風が起こり、リディアの帽子(ぼうし)が吹き飛ばされた。

微风吹过树梢。莉迪亚正着迷地注视着杏花飞舞,忽然一阵恶作剧的风,把她的帽子吹跑了。

ふわりと舞いあがり、すみれ色のリボンが木の枝に引っかかる。

帽子轻飘飘地飞着,紫罗兰色的丝带被挂在树枝里。

「やだ、あんなところに」

「啊,在那里。」

すぐに取りに行こうとしたのはレイヴンだったが、彼を止めてエドガーが言った。

雷文马上打算去取, 爱德格却制止了他。

「大丈夫、僕らが取ってきてあげよう」

「没关系,我们去取。」

「え、僕らって?」

「我们?」

「ティル、お母さまのために手伝ってくれるね?」

「提鲁,帮帮母亲大人好吗?」

元気よく頷(うなず)いたティルを、エドガーはひょいと抱きあげた。

爱德格轻轻地抱起了神采飞扬的的提鲁。

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