《伯爵与妖精》卷十二第一章招来幸福的白鹳5
片手で軽々と赤ん坊をかかえれば、いつになく男の人っぽく見えた。
只用一只手轻易地抱着小宝宝的爱德格,看上去非常有男子气概。
細身な彼は、優雅(ゆうが)で貴族的な印象が強い。言葉ひとつで人を動かし従わせる、君主的な資質には感心もするけれど、もっと身近で素朴(そぼく)な男らしさとは無縁のような気がしていた。
他高挑的身材,优雅的贵族风度总是给人留下深刻印象。一句话就能让人死心塌地地跟随,说他有作为君主的资质也不为过。可现在莉迪亚却更切身地体会到他质朴的男子气概。
恋人扱いもあまい言葉も、いつもリディアを緊張(きんちょう)させるものだ。こんなふうに、ほっとできる男らしさを感じたのははじめてではないだろうか。
对他恋人一般的对待和甜言蜜语总是感到紧张的莉迪亚,是因为这样的男子气概而初次感到安心吗?
小さくてかよわい存在を、ちゃんと守って育(はぐく)んでいける人?
他是有能力守护那样的柔弱存在的人呢。
何を考えているのかしらと、リディアはあわてて深呼吸する。
我在想什么呀?莉迪亚惊慌地深吸一口气。
エドガーは、帽子が引っかかっている枝の下まで歩いていくと立ち止まった。そうしてティルを肩に乗せる。
爱德格走到挂帽子的树枝下站住了。肩上扛着提鲁。
「どう?手が届くかい?」
「怎么样?够得着吗?」
「うーん、もうちょっと」
「稍微有点困难呢。」
ティルは肩の上で立ちあがる。足をすべらせたらたいへんだ。
提鲁在爱德格肩膀上站起身来。
リディアは、彼が妖精だということを忘れてはらはらする。
万一脚下踩滑就糟了!莉迪亚完全忘记了他是妖精。
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