《伯爵与妖精》卷十二第二章教给你虏获绅士的方法7
そのうえ、エドガーの苦笑(にがわら)いにも、なんだか落胆(らくたん)させられた。
而且,从爱德格的苦笑看来,好像也让他失望了。
かわいげのない女だわ。
真是不可爱的女人啊。
こんなふうでは、まつげに触れたくなるようなあまい雰囲気になりようがない。
照这样下去,根本不可能发展出想触碰睫毛那样的甜蜜气氛。
もともとリディアには、恋する女の子らしくあまえるなんて無理なのだ。
不过本来对莉迪亚来说,要像恋爱的女孩子那样撒娇就是不可能的事。
あきらめの心境で歩き出す。
莉迪亚带着自暴自弃的心情走起来。
幼いころから妖精とばかりつきあってきた変わり者の少女は、年頃になっても男の人に好意を持たれたことなどない。
从小就只和妖精为伴的奇怪少女,即使到了妙龄也没有对男性抱持过好感。
自分のことを、リディアはつねづね魅力がないと思っている。
莉迪亚经常认为自己没有魅力。
エドガーは誰でも分け隔(へだ)てなく口説(くど)くという天然口説き魔だから、こんな自分でも女の子扱いするけれど、ナイチンゲールの言うとおりにしたって、男性を射止めることなどできるはずがないのだ。
因为爱德格是不论对任何人都会说出甜言蜜语的天生求爱魔,即使对这样的自己也像女孩子一般对待,但要像夜莺所说的,去虏获男人那样的事是根本不可能成功的。
リディアの目的は、ナイチンゲールを追い払うことだったはずだが、もうわけがわからなくなりながら彼女は、エドガーに自分だけを好きになってもらうなんて無理に決まっていると思うのだった。
莉迪亚的目的原本应该是轰走夜莺,但已经变得不明所以的她,坚决认定爱德格不可能会变得只喜欢自己的。
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