《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛8
それでもアウローラは待っていた。
即便这样想,奥萝拉却仍然在等候着。
休暇に来てくれると言った。おぼえていてくれたなら、もういちど会える。そのときに決めようと思った。この島を出るかどうか。
如果他还记得下次休假一定会来的话,那么就总有一天会再见面。要离开这个岛的决定就是在那个时候作出的。
ひとりで島を出ることはできない。島を囲む魔法の力が、アウローラを縛(しば)っている。
由于包围全岛的魔法力量的束缚,奥萝拉并不能单独从岛上逃出来。唯一的办法就是借助外人的力量。
でも外から来た人が力を貸してくれるなら、それが彼なら、アウローラは決意できると思えた。
只要那个人是弗雷德里克,她就能坚定自己的信心。
「それにアウローラ、島から出たら、うまいニシンやゲーリック·ウイスキーが味わえなくなるんだぞ」
「可是啊奥萝拉,如果从岛上出去了,你就再也尝不到鲜美的鲱鱼和格兰杰威士忌了呢。」
「どっちもあなたの好物ってだけじゃない」
「不要以为谁都像你那样贪吃。」
不服そうに、ニコはヒゲを撫(な)でた。
尼可不甘心地捋了捋胡须。
「ねえニコ、あたしがいなくなったら、母さまや弟のことお願いね」
「尼可,我离开以后,母亲大人和弟弟就要拜托你照顾了。」
「おれは人間のおもりじゃねえんだ」
「这种事我可干不来。」
「わかってるけど、そういうときは親友のために、まかせとけって言うものでしょ」
「我知道了, 至少替我这个好友向母亲解释一下好吗?」
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