《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛10
「うん、気にしなくていいんだ。ほら、私にできることなら力になるって言っただろう?何か困ったことでもあったのかい?」
「嗯,我一点都不介意。喏,我有说过要尽力帮助你的。有什么事让你感到为难了吗?」
濡(ぬ)れた頬(ほお)を手のひらでぬぐい、彼女は足元のショールをそっと持ちあげた。
她伸手擦了擦沾满泪水的脸颊,小心地抱起了脚下的包裹。
ぐったりした灰色の猫がくるまれていた。
奄奄一息的灰猫被包在她的围巾里。
「ニコが、あたしを助けようとしてこんなことに」
「帮我救救尼可好吗?」
「助けようとして?」
「出什么事了?」
「ケネスが……」
「是科纳斯……」
急に赤くなって黙(だま)った彼女の様子に、鈍(にぶ)いフレデリックでもぼんやり察しがつく。
她忽然沉默起来,脸涨得通红,即使是迟钝的弗雷德里克也依稀有所觉察。
「それできみの猫は、怪我(けが)をしてるのかい?」
「他打伤了你的猫?」
覗(のぞ)き込むが、灰色の毛のかたまりが生きているのかどうかよくわからなかった。
看了一下,毛有些褪色, 不太清楚他是否还活着。
「長老のところへ連れていけば、助かるかもしれないの」
「不过说不定带到长老那里就有救了。」
相关阅读
- 《伯爵与妖精》片尾曲~My Fairy~08-26
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第三章3.409-09
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第三章3.611-16
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第四章4.209-10
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第四章4.309-19
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第五章5.809-26