《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛10
(3)逃避行
(3)出逃
「煙水晶(スモーキークオーツ)ですか?さあ、この島で採れるなんて聞いたことありませんなあ」
「那么,您有听说在这个岛上开采过烟水晶吗?」
夕食のあと、宿の若主人と話していたフレデリックは、何気なく訊(き)いてみたが、返事はそっけないものだった。
晚饭后就在和旅馆少主闲聊的弗雷德里克试探着问道, 不过得到的回答却很冷淡。
「しかしまあ、ちっこい欠片(かけら)ならどこの家にもありますよ。ああ、村長の家なら、もっと立派(りっぱ)な水晶があるはずですがな」
「难说谁家就有哦。哎呀,要是村长的家,应该会有类似漂亮的水晶吧。」
「どこの家にも?」
「谁家都可能有?」
「昔から煙水晶は、悪いものを退(しりぞ)けてくれるって言い伝えがありますで。遠い先祖のケルト人は、予言にも使ったんだとか」
「很久以前就传说烟水晶可以驱避邪恶的东西。我们的远祖凯尔特人据说也曾经拿它作预言用过。」
彼が肌身離さず持っているという、煙水晶の小さな玉を見せてもらったが、フレデリックが一見したところ、ハイランドのよく知られた産地で採れたものだろうと思われた。
弗雷德里克自己也持有着烟水晶的小碎片。 不过一般人都认为高原地区的矿源已经全部被发现并很好地开采了。
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