《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛11
そうしてそれを、フレデリックに差し出す。
然后走到弗雷德里克面前递出它。
「どうか、これをアウローラに渡してください」
「请您把这个交给奥萝拉好吗?」
それだけ言うと、彼女はきびすを返し、とぼとぼと歩き出した。
说完这句话,她就转过身蹒跚地走开了。
まっ白なカットワークのレースだ。ずいぶんと手の込んだ、細かな模様が編まれている。
那是一幅雪白的蕾丝花边。细小的花样设计得相当复杂。
おそらく、結婚の衣裳(いしょう)やベールにつかうもの。
好像是与结婚礼服搭配的头纱。
「ミセス·マッキール」
「马齐鲁夫人!」
フレデリックは思わず呼び止めていた。
弗雷德里克不禁叫住了她。
「あの、これはアウローラに直接会って渡した方がいいのではありませんか」
「那个,您把这个当面交给奥萝拉不是更好吗?」
立ち止まった彼女は、少しばかり迷うような表情を見せたが、やがて首を横に振った。
她站住了脚,一瞬间似乎有些犹豫的样子,却又很快摇了摇头。
「いいえ、会えばあの子の決意が鈍るかもしれません。あの子自身に迷いはないのに、わたしをあわれに思って迷うとしたらかわいそうです」
「不,如果让那个孩子见到我,她的决心说不定会动摇。只要她自己心里没有迷惑就好,我不希望她因为可怜我而改变主意。」
相关阅读
- 《伯爵与妖精》片尾曲~My Fairy~08-26
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第三章3.409-09
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第三章3.611-16
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第四章4.209-10
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第四章4.309-19
- 魔幻小说:《伯爵与妖精》卷一第五章5.809-26