《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛15
『ええと、きみは淡(あわ)い黄金(こがね)の髪で、瞳(ひとみ)は空の青。それに』
『差不多,你的头发是淡金色的,眼睛是天空一样的蓝。而且……』
彼は少しでも焦点を合わせようとして目を細めた。
他眯起眼睛努力对准焦距。
『……本物の妖精?』
『……你是妖精?』
『えっ?』
『啊?』
『昔、本で読んで想像してた妖精にそっくりだ……。ああ、やっぱり、妖精ってきれいなんだね』
『和从前看故事书时想象出来的一模一样……。哎呀,妖精果然好漂亮!』
『今ひとつ見えてないわね』
『你真的从没见过妖精?』
納得(なっとく)できなさそうに彼は首を傾(かし)げたが、自分の容姿に関心なく生きてきたアウローラは、最近気がついた。自分は"きれい"な方ではない。
她不解地歪着头。从不把自己的长相放在心上的奥萝拉,最近也注意到了,自己并不是个"漂亮"的人。
二番目の許婚だというケネス·マッキールは、紹介されたアウローラを見て舌打ちした。
第二婚约者科纳斯·马齐鲁,在被介绍给奥萝拉的时候,就咂着嘴这样说。
そんなだから、目が悪い上にアウローラを妖精だと勘違(かんちが)いしているくらい正常な判断ができない人にでも、きれいだなんて言われたのははじめてで、どきどきした。
并不是他太过挑剔,即使以正常人的判断标准,奥萝拉也不能被叫作美人。她有生以来第一次被人称赞为“漂亮”,即使是被误当成妖精,心里也不觉七上八下的。
『とにかく、ここから出ましょう』
『不管怎样,跟着我这边走。』
彼は素直についてきた。
他乖乖地跟来了。
好奇心でいっぱいのアウローラは、歩きながら彼を質問責めにした。
满心好奇的奥萝拉,一边走一边连珠炮地发问。
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