《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛16
「ああっ、ご、ごめん」
「那个,真抱歉。」
「どうしてあやまるの?」
「怎么了?你又做错什么了吗?」
「ええと、ほら、なんていうか、嫁(よめ)入り前の女性に失礼なことを」
「呃,在有了婚约的女性面前真是失礼啊。」
「あたしが、そうしたかったのよ」
「我会介意那个么?」
少し淋(さび)しそうに言って、彼女は立ちあがった。
她冷静地说着站起身来。
「こちらから、外へ出られるわ」
「从这边走就能出去。」
相変わらずフレデリックは、深いフラスコ状の穴の底にいたけれど、アウローラの指さす方に横穴があった。
弗雷德里克发现自己仍旧在深深的烧瓶状洞底。不过奥萝拉手指的方向却有一条岔路。
ふたりして、奥へと進んでいく。
两个人钻了进去。
穴の中なのに、不思議と暗くはない。
虽然是在洞里,奇怪的是光线并不很暗。
「頭、こぶができてたけど大丈夫?」
「你的头上撞出了一个瘤,不要紧吗?」
本当に?と言いながら、自分でさわってみて、痛みに顔をしかめる。
真的?弗雷德里克试着用手摸摸,结果疼得皱起眉来。
「……うん、これくらい大したことはないよ」
「……嗯,这对我是家常便饭了。」
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