《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛17
アウローラも微笑(ほほえ)んだ。
奥萝拉也微笑着。
「ありがとう。きみのおかげで、またここに来られた」
「谢谢。多亏了你,我才能来到这里。」
「約束だもの」
「本来我们就约定过的。」
約束……。そんな言葉を、以前にもここで聞いたような気がする。
约定……。弗雷德里克忽然感到自己曾经在同样的地方听到过同样的言词,感受过同样的心情。
訴(うった)えかけるようなアウローラの瞳が、記憶の中の妖精と重なってくらりとする。けれどすぐに、フレデリックは思い直す。アウローラと交わした約束は、スタンディングストーンへ案内する代わりに、彼女を島から連れ出すというものだった。
有着一双会说话眼睛的奥萝拉,渐渐与记忆中的美丽妖精重叠在了一起。但是弗雷德里克马上提醒自己,与奥萝拉的约定不过是引导她走出这个岛,以此来交换寻找立石。
「虹(にじ)だわ」
「快看,彩虹!」
つと目をそらし、空を見あげる彼女につられ、フレデリックも視線をあげた。
她突然将视线转向天空,弗雷德里克不觉也仰起了头。
陽(ひ)の光が淡く、色彩の薄いこの島では、虹もどこかはかなげな七色だ。
在这个缺乏色彩的荒岛上,竟然会有那样变幻莫测的“彩虹”。
そして彼は思い起こす。
他想起来了。
前にもここで、七色の光を見た。
从前在这里,他也曾见过七色的光。
フレデリックにとって、スタンディングストーンと結びついているのはその情景だ。
弗雷德里克当时还以为那是由立石产生的。
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