《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛17
それは背後(はいご)からの陽光を受け、褐色(かっしょく)に透(す)き通るその内側に、やさしく光を抱き込んでいる。そうして、まるで呼吸でもするように、淡い光を吐(は)き出している。
巨大的结晶石柱温柔地包容了从背后透入的阳光,然后简直象在有生命地呼吸一样,又缓缓吐出浅褐色的光。
荒野にぽつぽつと並び立つ、やわらかな光の柱。その不思議な光景に、フレデリックは息を呑(の)んだ。
无数散射着柔和光芒的石柱林立在荒野上。眼前这幅不可思议的景象使弗雷德里克不仅屏住了呼吸。
まぎれもなく煙水晶だ。見たこともない巨大な結晶柱でいて、見事なほど透明度(とうめいど)の高い、ブラウンの鉱石。
地地道道的烟水晶,透明度极高的美丽棕色矿石,前所未见的巨大结晶石柱。
「ああそうだ……、前に見たときのままだ」
「那个,对了……,我好象从前见过的。」
近づいていき、フレデリックはその表面に手を触れた。
弗雷德里克接近那些结晶并伸出手触摸表面。
「島の道はすべて、ここにつながってる」
「岛上的通道全部都是与这里相连的。」
アウローラがつぶやく。
奥萝拉小声说道。
「道?でも、村の人は誰も、煙水晶のスタンディングストーンなんて知らないみたいだったよ」
「通道?但是附近的村民好象谁都不知道这里有烟水晶的立石。」
「目には見えない道のことよ」
「因为他们看不见这些通道。」
「だから、迷子になると見えない道に沿(そ)ってここへ来てしまう?」
「看不见?为什么我迷了路反而见到了呢?」
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