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《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛17

时间:2013-03-25 13:26:57  来源:可可日语  作者:ookami

北極光(アウローラ)……。

极光(aurora)……。

あまりにも神々(こうごう)しくて、この情景は忘れまいと心に刻みつけたはずだった。

众神交替时出现的女神的名字。

たしかにそれだけは、彼の記憶にぼんやりと残った。なのに少女のことを忘れていた。

弗雷德里克以为自己已将当时的情景刻在心头永远不会忘记。到底忘记了少女的事。

きみは本当はあのときの。

你真的是那个时候的……

妖精?

妖精?

確かめたかった。けれど彼が口を開きかけたとき、アウローラが言った。

他想向她确认。但是当他张开嘴时候,奥萝拉却抢先开了口。

「ねえフレデリック、男の人はひとめで運命を感じるってこと、ないのかしら」

「弗雷德里克,会有男人相信一见钟情么?」

石柱のあいだをゆっくりと歩きながら、唐突(とうとつ)に問う。

她缓慢地行走在石柱之间,忽然冒出这个唐突的问题。

「それは、人によるとしか」

「那个,我也不清楚。」

「運命を感じなくても、やさしくできるの?」

「而且值得为了它违抗宿命的安排?」

恋人のことを考えているのだと思うと、急に彼は冷静になっていた。

一提到有关恋人的事,弗雷德里克忽然冷静了下来。

五年前に、彼を助けてくれたのがアウローラだったとしても、それがどうだというのだろう。

就算在五年前与奥萝拉相遇的是他,他内心深处也十分清楚。

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