《伯爵与妖精》卷八第五章只为你一人的魔法13
あたしだけの夢じゃない?
难道这不是我一个人的梦境吗?
エドガーも、同じ夢を見ているの?
爱德格也做着相同的梦吗?
彼が取った左手の、ムーンストーンがいつになく光を帯びた。
他牵起了莉迪雅的左手,而月光石的光芒比平时更为耀眼。
「もしかして、この指輪の魔法?聖夜に、僕たちを引き合わせてくれたのは」
“是这枚戒指的魔法吗?它让我俩在这个神圣的夜晚相聚。”
そうなのかしら。そうかもしれない。
是这样的吗?我想或许是吧……
幸福そうに微笑んで、彼はリディアを見つめる。リディアも、いつになくおだやかに、彼を見つめている。
爱德格凝视着莉迪雅,并露出幸福的微笑,莉迪雅也难得温柔地注视着他。
「ああ、僕はきみに、こんなにも恋している」
“啊~~我是如此的思念着你。”
もしもそうなら、この瞬間は、彼の言葉を信じたい。
如果这是出自真心,那么莉迪雅在这瞬间想要去相信他说的话。
ここにあるのは、お互いを想う純粋な気持ちだけだと。
因为存在于这场梦境里的,唯有两人互相思念的纯粹。
現実では、他人の心はわからないことだらけ。自分には自信がなくて、傷つくのが怖くて、素直になれないことばかりだ。
在现实世界里,莉迪雅总是无法看透别人的心思,不但对自己没信心且害怕受伤害,而且也不够坦率。
これは、目覚めたら消えてしまう、ささやかな魔法。
这是一旦睁开双眼就会消失的小小魔法。
でも今だけは、あたしは、恋をしてる。
不过唯有这一刻,她是真正地恋爱了。
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