《伯爵与妖精》卷九女神的镇魂歌第一章魔都中的蠢动之物7
言いながらコブラナイは、不安になったのか窓の方を確認したが、たいてい悪口を言ったタイミングで怒鳴(どな)り込んでくる黒い馬の姿は見あたらない。
哥布林一边说,一边不安地朝窗户看去,不过并没有发现一般在被人说了坏话之后必然怒吼着出现的黑马的身影。
「まあな、おれもべつに、やつのこと心配してるわけじゃない。何かたくらんでなきゃいいって思っただけさ」
「是啊,我也无所谓啦,才不会为那个家伙担心呢。不是在搞什么鬼就好了。」
「ケルピーが?何をたくらむっていうのよ」
「格鲁比吗?你说他在搞什么鬼啊?」
「水棲馬の考えることなんて、おれさまにわかるかよ。さ、食後の散歩でもしてくるか」
「水栖马想的事情,本大爷怎么可能知道呀。好了,我要不要去来个饭后散步呢?」
「ニコ、朝食はもうすんだの?」
「尼可,你吃过早饭了?」
「腹が減ったから先に用意してもらったよ」
「肚子饿了所以我就先吃了」
他人の家なのに、まったく遠慮のない猫だ。
明明是在别人家里,这只猫却一点也不客气。
「じゃあな、リディア。あの伯爵に何かされそうだったら助けを呼べよ」
「再见,莉迪雅。如果那个伯爵要对你做什么的话,你就叫我来帮忙哦。」
「呼べば来てくれるって?」
「叫你的话你会来吗?」
つきあいは長いが、リディアの危機に駆(か)けつけてくれたことなどないではないか。
虽然是老交情了,不过莉迪雅遇到危机的时候他不是经常一跑了之吗?
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