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《伯爵与妖精》卷九第五章无法阻挡的心意6

时间:2012-10-25 13:32:11  来源:可可日语  作者:ookami

エドガーはいつでも、アーミンに近づくことなく猶予(ゆうよ)を与えることなく葬(ほうむ)り去ることができる。セルキーの毛皮を持っているのだ。

爱德格可以在任何时候,不必接近雅美,也不必给她预告就要了她的命。因为他拥有瑟尔奇的毛皮。

けれど彼はまだ、その権利を行使していない。

但是,他还没有行使那个权利。

いつでもできることだから、今すぐでなくてもいいと思っているのだろうか。

既然无论什么时候都可以,为什么不现在马上就动手呢?

どのくらい彼に背いたら、死ねるのだろうか。

到底要背叛他到什么地步,才能死呢?

まだ死ぬわけにはいかないと思っていても、エドガーの意志なら受け入れるつもりだ。

即使她认为自己还不能死,但如果那是爱德格的意愿,她就愿意接受。

けれど、生きているうちはプリンスに逆らうことはできない。

但是,只要还活着,她就不能违抗王子。

「それにしても、不可解だね。あの伯爵の召使いをあえて手先にするなんて、プリンスは物好きなかただ」

「即使如此,我还是不能理解。居然冒险利用那个伯爵的佣人做手下,王子并不是好奇的人啊。」

なぜだか機嫌(きげん)のいいウルヤを、アーミンはじっと見た。

雅美目不转睛地看着不知为何心情不错的乌路亚。

ウルヤも、自分の願いのためにプリンスのそばにいる。けれどアーミンには、少しだけあわれに見える。

乌路亚为了实现自己的愿望而留在王子身边。但是在雅美看来,却有些值得同情。

プリンスを知らなさすぎる。

她太不了解王子了。

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