《伯爵与妖精》卷九第五章无法阻挡的心意7
今なら逃げ出せる。リディアはそう思うと立ち上がった。
趁现在应该能逃脱。莉迪雅一边想一边站了起来。
魔法で眠らせたリディアが目覚めるはずはないと思って、ケルピーは食事にでも出かけているのだろう。
格鲁比以为在他的魔法影响下睡着的莉迪雅不会醒来,离开这里去觅食了吧。
道へ向かって、急な斜面をどうにか降りると、エドガーと自分をつなぐ指輪の力を信じることにして、リディアは道に沿って歩き出した。
莉迪雅想办法从陡坡上爬下来,走到路上。她决定相信联结着爱德格和自己的戒指的力量,沿着小路走了起来。
方角なんてわからない。ただ、道があるならいずれ誰かに出くわすだろう。そのときに訊(き)こうと考えていた。
她不清楚方向,不过,既然有路,总会遇到什么人吧,到时候可以打听一下。
が、リディアが最初に出会ったのは、人ではなかった。
但是,莉迪雅第一个遇到的不是人类。
道ばたの小石に腰掛け、パイプをくわえている小さくてしわくちゃな存在だった。
是个坐在路边的小石头上,衔着烟管,个子很小,一脸皱纹的家伙。
道の奥を眺(なが)めても、丘の方を見回しても、人らしき姿も家らしき建物もまだない。
不管是眺望小路的远处,还是环视山丘,都没有发现人类的身影或是民居一类的建筑物。
「ねえ、|善きお隣さん(グッド·ピープル)、教えてほしいことがあるんだけど」
「啊,善良的先生,请你告诉我好吗?」
結局リディアは、妖精に話しかけた。
结果,莉迪雅只能向妖精搭话了。
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