《伯爵与妖精》卷十第二章心爱的妖精博士5
「外へ、出られないの。あたしに魔法がかかってる」
「我没法走到外边去。我想我是被施了魔法。」
魔法?と彼女は不思議そうな顔をしたけれど、現実的な問いを口にした。
魔法?她露出一副不可思议的表情,不过却问了一个很实际的问题。
「夜中だよ。出てどうすんの?」
「现在是三更半夜,你想去哪里?」
「……会いたいの」
「……我想见他。」
誰に、とロタは訊(き)かなかった。
虽然没有说是谁,但是萝塔也能猜的出来。
「昼間に会ったの。まだ町にいるはずだわ。会って、確かめなきゃ、……あたし、本当に婚約したのかどうか……」
「我在白天的时候见过他一面。现在他应该还在城里。我想见他,想确认……我是不是真的和他定婚了……」
ただそっと手を引いて、リディアを立たせる。そうしてロタと家の中へ戻ったリディアは、応接間の暖炉(だんろ)のそばに座るよう促(うなが)された。
萝塔轻轻地拉起莉迪雅。然后陪着她回到了房里,莉迪亚在客厅的壁炉旁边坐下,心情稍微平静了一点。
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