《伯爵与妖精》卷十第二章心爱的妖精博士5
「でもそのときのあんたは、強く突っぱねてた。会いたい、なんてぜったい言うものかって感じだった」
「但是那个时候你一直很强硬地拒绝他。现在忽然说想见他,感觉真不像你呢。」
そう言ってロタは、やわらかく笑う。
萝塔微笑着说。
「素直にそう思うなら、本当に婚約したのかもね。少なくともあんたの中で、何かが変わったんだよ」
「可是你既然冒出这个想法,真的定婚了也不是没有可能哦。至少他在你心中的地位,是起了什么变化吧。」
変わったら、あのうそつきで悪党でタラシのエドガーを、好きになれるものだろうか。
变化,那个动不动就撒谎的恶徒爱德格吗?
「エドガーの方も変わったのかも。本気っぽいプロポーズされたってあんたが手紙に書いてたのも、浮(うわ)ついた気持ちじゃないって感じるようなことがあったんじゃないか?」
「爱德格也有些变了呢。你不是在信上写过,虽然被他很强势地求婚,但是好像也感到他的轻浮里包含着真心吗?」
けれど今日会ったエドガーも、相変わらず調子よくて裏表があって、女の子には軽薄(けいはく)なほめ言葉ばかり口にする、以前の彼と同じだった。
但是今天早上见到的爱德格,却仍旧心口不一地赞美女孩子,和从前一模一样。
リディアの理想の、まじめで不器用で誠実(せいじつ)な青年になっていたわけじゃない。
他并不是莉迪亚心目中的理想对象,她喜欢的应该是那种认真拙笨但是却诚实的青年。
「……でも、あの、ロタ。会いたいっていうか、本当のことを知りたいだけなのよ」
「……那个,萝塔。我想去见他,没有别的意思,只是想知道真相而已。」
「うん、じゃあさ、あいつに会ったときの印象はどうだった?婚約がいつものあいつの先走りなら、うっとうしいだけだったとしても不思議じゃないし、そうじゃないなら、会えてうれしく思ったかも」
「那么,早上你遇到那个家伙的时候的印象是怎样的?通常那个家伙一提起婚约什么的你就感到讨厌,但如果不是那样的话,你遇见他会感到高兴吗?」
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