《伯爵与妖精》卷十第三章方舟和谜之妖精3
庭木のそばのベンチに、リディアは座って月を見ていた。
莉迪亚坐在庭院树旁的长椅上看着月亮。
薬指のムーンストーンは、月光を浴びるほど不思議に輝(かがや)く。
无名指上的月光石沐浴在月亮下,发出不可思议的光辉。
魔よけの力で、リディアを守ってくれているという。少なくともこの指輪は、リディアとエドガーが確かに婚約をしたと信じているのだろう。
据说这枚戒指能避开魔力的影响,守护莉迪亚。而且它,见证了莉迪亚和爱德格确实定下的婚约。
だから、リディアに誘(さそ)いかける。ここにいていいのかと。この指輪の持ち主は、青騎士伯爵と共に歩むパートナーであるはずだと。
它似乎在提醒着莉迪亚它的存在。提醒她戒指的持有人,应该是和青骑士伯爵并肩而战的伙伴。
けれどリディアは、ここから自力で出ることはできない。
但是莉迪亚无法凭自己的力量从这里出去。
ため息をつくと同時に、すぐ隣からもため息が聞こえた。
她叹了口气,忽然听见身边也传来叹气声。
いつのまにか、ニコが隣に座っていた。
尼可不知什么时候坐到了旁边。
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