《伯爵与妖精》卷十第四章开始启动的陷阱4
振り返り、彼の目を見て頷(うなず)き、どのみち取り上げられるだろうピストルを手渡す。
爱德格回过头看着他的眼睛,点了点头,交出身上的手枪。
「プリンスの隠れ家を突き止めたら、まずは朱い月に場所を伝えてくれ」
“找到了王子的藏匿处以后,先向‘绯月’传达。”
そうしてエドガーは、甲板(かんぱん)へ通じるドアを開けた。
就那样,爱德格打开了通往甲板的大门。
レイヴンはその場にとどまり、柱の陰に身を隠す。
雷文留在原处,把身体隐入柱子的阴影中。
外へ出たエドガーは、船縁(ふなべり)の手すりへと歩み寄った。
爱德格走出去,靠近船缘的扶手。
朝靄(あさもや)の中、川面(かわも)を波立てて近づいてくるボートに目を凝(こ)らす。櫂(かい)のきしみと水音が、いくつも耳に届く。
他站在清晨的薄雾中,凝视着泛起波澜的河面上接近的小船,耳边传来了吱嘎吱嘎的划桨声。
わざとランプのそばに立てば、エドガーの金色の髪は陽光のように輝(かがや)く。手漕(てこ)ぎボートの上からは、目立って見えることだろう。
爱德格似乎故意立在油灯旁,金发像太阳般闪耀。那光芒应该从手划小船上都能看得见吧。
こちらを見あげる強い視線に、応(こた)えるようにエドガーも視線を動かす。ユリシスだ。
爱德格移动着目光,回应仰视着这边的强烈视线。是尤利西斯。
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