《伯爵与妖精》卷十第四章开始启动的陷阱7
エドガーが連れてこられたのは、ロンドンから馬車で二時間ほど離れたところにある、古くて大きな屋敷だった。
押送爱德格的马车来到了距伦敦两个小时车程的古老大宅。
とはいえ、窓をふさいだ馬車の中にいたエドガーには、どこをどう走ったのか見当もつかない。ただその屋敷は人里離れたところに建っていて、仰々(ぎょうぎょう)しい城壁と門を持つ、昔の城を改築したものだった。
虽然在车窗封闭的马车内的爱德格估计不出经过了哪里。但他知道那座房子建在远离村落的地方。拥有巨大的城墙和大门,是以前的城堡改建的。
プリンスの隠(かく)れ家(が)かと問うものの、ユリシスは何も答えなかった。どこか不機嫌(ふきげん)な様子だったのは、エドガーが抵抗しない場合、むやみに傷をつけるなとプリンスに言われているからだろうか。おもしろくなかったに違いない。
虽然询问过王子的隐匿处,但尤利西斯什么也不回答,好像很不高兴的样子。是被王子禁止胡乱弄伤不抵抗的爱德格吗?他肯定觉得很无趣。
ともかくユリシスは、丁重(ていちょう)な態度でエドガーをここまで連れてきた。
不管怎么样,尤利西斯谨慎地把爱德格带到了这里。
そうして建物の一室にエドガーを閉じこめるべく案内しながら、まだ少年に見える外見の、けれどすでに何十年もプリンスの側近(そっきん)をつとめているはずの彼は、はじめて嫌味(いやみ)な口を開いたのだった。
建筑物中的一个房间应该会用来监禁爱德格。外表看上去像的少年,但已经作为王子的亲信工作了几十年的他,第一次张口便说出令人不快的话。
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