《伯爵与妖精》卷十第五章违心的王子1
逆心の王子
第五章违心的王子
ロンドンブリッジの上には、夢魔(むま)が居座(いすわ)っている。あんなに巨大な魔物が、のたりと橋の上に寝そべっているのに、人々は鈍感(どんかん)にも行き来する。
伦敦桥上,梦魔久留不去。如此巨大的魔物在桥上随便躺卧着,但人们却感觉不到它的存在,依然在桥上往返。
ガス灯(とう)に明かりが灯(とも)る時刻だが、まだ橋は、馬車と歩行者とで混雑している。
已经是煤气灯点燃的时刻了,但和步行者依然混杂着马车在桥上行进。
夢魔は彼らから絶えず精気を吸い取って、どんどん力を蓄(たくわ)え成長していく。
梦魔从他们那里持续摄取精力,积蓄着力量不断成长着。
漆黒(しっこく)の水棲馬(ケルピー)は、もはや自分にも手に負えないほどに巨大化した夢魔をあきれつつ眺(なが)めながら、ロンドンブリッジからそっと離れた。
漆黑的水栖马吃惊的看着已经巨大到自己解决不了的梦魔,偷偷离开了伦敦桥。
銀色の妖精に連れ去られたリディアを追って、この橋までやって来た。
他追赶着被银色妖精带走的莉迪亚,来到这座桥上。
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