《伯爵与妖精》卷十第五章违心的王子1
あの銀色の妖精は、リディアを人柱にするつもりなのだ。ユリシスの仲間でもなかったようだが、もっとたちが悪い。
那个银色妖精打算把莉迪亚作为牺牲者。虽然不是尤利西斯的伙伴,但现在的情况更糟糕。
ますます急がなければと、きびすを返したケルピーに、アーミンがまた言った。
如果不抓紧时间就晚了,格鲁比正打算掉头,雅美又叫住他。
「エドガーさまは、プリンスの隠(かく)れ家(が)よ」
“爱德格大人正在王子的隐匿处。”
「あ?」
“啊?”
思いがけない言葉に、足を止める。
听到这句出乎意料的话,他不由停住了脚步。
「その橋の内部へ入れるのは、青騎士伯爵家の者だけ。つまりエドガーさまだけよ。でもエドガーさまも今、自由がきかない状況なの」
“能进入桥内部的,只要青骑士伯爵家的人。就是说只有爱德格大人才可以。但是现在爱德格大人也不是自由之身。”
「どこだ、その隠れ家は」
“那个隐匿处在哪里?”
「教えられると思う?」
“想知道吗?”
あきれたようにそう言いながらも、彼女はかすかに笑って見せた。
虽然她的口气有些吃惊,但她却微微地笑起来。
そうして、橋に背を向け歩き出す。
她离开桥走了出去。
ついていくのは勝手だ。そう解釈(かいしゃく)して、ケルピーは彼女のあとに続いた。
姑且跟着她好了,格鲁比自我辩解着跟在了她后面。
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