《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字3
「熱い紅茶が飲みたいな。焼(や)きたてスコーンにハチミツとジャム。肉汁(にくじゅう)が滴(したた)るローストビーフ、バターたっぷりのマッシュポテト、キドニーパイに酢漬(すづ)けのサーモン」
“真想喝热热的红茶。吃刚烤好的涂满蜂蜜和果酱的司康饼。滴着肉汁的烧牛肉。有很多黄油的土豆泥。还有可尼派和醋腌鲑鱼。”
「妖精はそんなもの食べないわ。このハーブ入りビスケットがいちばんのごちそうよ」
“妖精不吃那样的东西。这草药饼干可是最好的款待哦。”
「いつまでたってもやつらは、単純なうえまるきり洗練(せんれん)されないのさ」
“那些家伙不管什么时候都笑嘻嘻的,即单纯又不讲究饮食。”
人間の食べ物が好きな変わり者妖精猫は、まだぶつぶつとぼやき続けていた。
喜欢着人类食物的奇特妖精猫还在不停的嘟哝着。
「ねえ、水が引いてきたみたい」
“啊,水好像退下去了。”
「そろそろ引(ひ)き潮(しお)なんじゃないか?」
“是不是慢慢退潮了?”
「この石段の下の方、横穴があるわ」
“这个石阶下有个横洞。”
「えー?行くのかよ」
“嗯,去看看。”
「あの先はまだ調べてないはずよ」
“那个里面还没调查过。”
「どうせなんにもないって。おれたち、閉じこめられて死を待つだけなんだ」
“反正也不会有什么。我们只能被关起来等死。”
耳を伏せたニコは、力なく言った。
垂着耳朵的尼可有气无力的说。
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