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《伯爵与妖精》卷十第七章新的誓约6

时间:2012-12-24 13:25:17  来源:可可日语  作者:ookami

立ち去ろうとする彼女を呼び止める。

他叫住打算走开的她。

「おまえさ、こうなることを予想してたのか?」

“你预测到事情会变成这样吗?”

「こうなるって?」

“变成什么样?”

振り返らずに、背を向けたまま問い返したアーミンは、ケルピーの訊(き)きたいことくらいわかっていたのではないだろうか。

格鲁比想问没有回头,背对着他回答的雅美。是否是她在左右着事态的进展。

「フレイアを盗み出して、ユリシスに渡したのはおまえだ。あれがあれば、"プリンス"の肝心(かんじん)な部分は生き続ける。あの伯爵(はくしゃく)が"プリンス"になる可能性だって気づいてたんじゃないか?」

“偷出芙蕾雅,交给尤利西斯的是你。只要有那个的话,‘王子’最重要的部分将继续生存。你早就知道那个伯爵拥有成为‘王子’的可能性吗?”

彼女は黙っていた。否定しないのは、そうだと言っているようなものだった。

她没有说话。似乎已经默认了。

「だから、プリンスの側についたのか?おまえが伯爵を手に入れる方法は、それしかないから?いつかやつが、リディアを裏切ってユリシスたちの王子(プリンス)になるなら、またあいつのそばで仕(つか)えていられるからか?」

“所以你才站在王子一边?你得到伯爵的方法就是这个?只要那家伙不知什么时候背叛了莉迪亚,成为了尤利西斯他们的王子,你就能服侍在那家伙旁边了吗?”

彼女は振り返った。怒ったようにケルピーをにらみつけたが、発した声音(こわね)は静かだった。

她回过头来,愤怒的盯着格鲁比,不过声音依然是平静的。

「こんなことになると知っていたら、あのとき盗み出したりしなかった」

“如果我知道会变成这样,那时候就不会去偷芙蕾雅出来。”

「じゃあなぜ盗んだんだ」

“那你为什么要偷。”

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