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《伯爵与妖精》卷十第七章新的誓约6

时间:2012-12-24 13:25:17  来源:可可日语  作者:ookami

プリンスの組織にもぐり込むため、やつにおもねるためだったのだろうか。しかしアーミンは、プリンスに与(くみ)しながらも、伯爵と弟のことを考えて、彼らを守ろうとしているとも思われる。

为了进入王子的组织,而用那东西阿谀奉承吗。但虽然雅美身在王子的组织,但却一直为伯爵和她的弟弟考虑着,一直想保护他们。

なら、よほど特別な力を持つと思われるフレイアを、深く考えもせず、伯爵から奪ってプリンスに渡すようなことをするだろうか。

如果没有经过深思熟虑,她应该不会把拥有特别力量的芙蕾雅从伯爵那里夺走,交给王子的。

あの石の力を知らなかったならなおさら、敵の手に渡すには慎重(しんちょう)になるはずだろう。

如果她不知道那石头的力量,要交到敌人手上会变得更慎重。

「……でも、これが運命なら、やはりほかに道はないのよ」

“……但是,这也是命运。没有其他道路可走。”

アーミンは、ケルピーの問いには答えず、ただそう言った。

雅美没有正面回答格鲁比的问题,只是那样说着。

ケルピーは、素朴(そぼく)な疑問にとらわれていた。

格鲁比纠结于一个很单纯的疑问。

いったい誰が、フレイアをアーミンに盗ませたのだ?伯爵と弟のためを思うなら、ほかに道はないとアーミンに働きかけた誰かがいるのではないか。

究竟是谁让雅美去偷芙蕾雅?如果她为了伯爵和弟弟想到其他的出路,是不是有人在背后推动了雅美?

そもそも彼女が独断で、たとえ伯爵の役に立てるとしても、裏切ってプリンスにつくことを考えつくというのは想像しにくい。

如果只是她个人的独断,纵使无法成为对伯爵有用的角色,但也很难想像她会作出背叛他依附王子的事。

フレイアを手に入れたことで、彼女はプリンスに認められたのかもしれないが、同時に伯爵からの信用を失った。

得到了芙蕾雅,会使她获得王子的认可,但同样也会失去来自伯爵的信任。

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