《伯爵与妖精》卷十一第三章消失的REGARD1
「僕の婚約者が、近々オートレッド夫人にお世話になることになっていまして。ご挨拶(あいさつ)にうかがったのです」
「我的未婚妻不久之后将来打扰奥特雷德夫人,所以我是来向夫人打招呼的。」
婚約者、とは噂には聞いていても、事実エドガーの口から出れば、本当だったのかと驚いたのだろう。コンスタブル卿はさすがに黙(だま)った。
虽然他听过爱德格未婚妻的传言,但事实从本人口中说出来,他似乎也因为事情是真的而惊讶。康斯太勃阁下这下可沉默了。
静かに食事ができるかと思ったのもつかの間。
本以为终于可以静静用餐,没想到只安静了一下子。
「よくもそんな恥知らずな!」
「你还真是不知廉耻!」
また彼は声をあげた。
他再度开口。
「婚約者がいながら、平気で私の娘にも……」
「已经有了未婚妻,居然还随便对我女儿……」
「お嬢(じょう)さんが本当のことを日記に書いたとは限らないのでは?そもそも日記なんて、人に見せるものでもなし、好き勝手に想像することだってあるでしょう」
「令千金写在日记中的不一定是事实吧?况且日记这种东西本来就不是写给别人看的,内容也有可能是任意想象出来的啊。」
「何事もなかったなら、娘がそんなふしだらなことを想像するはずがない」
「要是没有发生任何事,我的女儿不可能做那种不检点的想象。」
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