《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛3
無造作(むぞうさ)に並び立つ巨石、似たようなものは英国各地にあり、フレデリックの故郷にもあった。妖精のすみかだと、幼いころに聞かされ、やがて古代人の遺跡だと知った。
类似的林立巨石在英国各地随处可见,甚至弗雷德里克的故乡也有。年幼的时候曾听人说,那是远古时期妖精界入口的遗迹。
いずれにせよ、謎(なぞ)めいている。あれが何なのか、本当のことを知る者はいないのだ。
了解真相的人们早已作古,这个谜团也许永远不会被解开了吧?
そんなことを考えながら、数時間かけて小さな村に到着したとき、フレデリックには、五年前と何ひとつ変わっていないように見えた。
弗雷德里克这样想着,数小时后便到达了小村。这个村落几乎仍然是五年前的样子。
おそらくここは、何百年も昔から変わっていないのだろう。
恐怕这里从几百年前起就完全没有过变化。
白壁の宿(イン)も、一階の酒場(パブ)でパイプをくゆらしている主人も、五年前と同じだった。深くしわの刻まれた、赤ら顔の老人が、五つ歳を取ったのかどうかは判然としない。
旅馆的白色墙壁,坐在一层的酒馆抽烟的老板,也都与五年前一样。老人发红的脸上早已刻满深深的皱纹,看不出又老了五岁。
「あの、部屋は空いていますか?」
「请问,还有空房间吗?」
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