《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛3
しかしアウローラは、意外なことにずっと微笑(ほほえ)んでいた。
但是奥萝拉却丝毫不感到意外地微笑着。
「鉱物学?難しそうだわ」
「矿物学?还有那样的东西啊?」
「そんなことはないよ。もともと博物学の一分野で、世界中のあらゆる種類の石を見つけだして名前をつけるっていう単純な学問だよ。でも、まったく違う色をしていても、同じ種類の石だってこともあるし、宝石のように昔から人が興味を持って名づけてきた石だけでなく、道ばたの石も、土も砂も、もちろんスタンディングストーンも、何でも研究の対象になる。それに、地面の下はまだまだ未知の領域で、誰も見たことがない鉱物が眠っているかもしれない。ひとつの石を調べていくと、いろんなことがわかってくるんだ。生成物質や性質、それが生まれたときの周囲の環境や年代。誰も見たことがない、とうていたどり着けない地底のさらに奥深くから、メッセージを携(たずさ)えてきている。そんな石のことを考えていると時間はつきなくて……」
「实际上并不算单独的学科。是属于博物学的领域,单纯地寻找全世界所有种类的石头并加以命名的学问。但是即使同样种类的石头,也会有完全不同的颜色,不仅仅是象钻石一样很早以前就有人命名的宝石,就算是道旁的石块,土,甚至沙,当然还有立石,不管什么都可以成为研究的对象。而且,地底下还存在未知的领域,说不定会有谁都没见过的矿物长眠着。通过研究一块矿石可以明白各种各样的事。譬如生成的物质和性质,产生时周围的环境和年代。谁都没有见过的无法溯寻的地底当然更加深奥。那样考虑的话矿石的研究可以说是永无止境……」
はっと我(われ)に返り、フレデリックは言葉を切った。いつものことだが、石についてしゃべり出すと、時と場所をわきまえられなくなるのは困ったものだ。
弗雷德里克突然回过神来,立刻尴尬地闭上了嘴。和平时一样,只要提起关于石头的话题,他就会滔滔不绝完全不考虑时机和场合。
「……ああ、ごめん。いきなり変な話を」
「……那个,真抱歉。」
「変?どうして?」
「你说了什么奇怪的话么?为什么道歉?」
不思議そうに首を傾(かし)げた彼女は、べつだん、フレデリックの話に違和感(いわかん)を持った様子もなかった。
弗雷德里克惊奇地望着不解地歪着头的她,拘谨的感觉慢慢消失了。
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